一側性難聴とは?クロスシステム(CROS)で改善を目指す補聴器のご紹介

一側性難聴(片耳難聴)向け補聴器のクロスシステム(CROS)の仕組みを解説するイラスト。聞こえない耳側の音を送信機でキャッチし、電波で聞こえる耳側の補聴器へ送信する動作を図解。CROS補聴器、BiCROS、フォナックCROS、ワイヤレス伝送、方向感の補助、会話の聞き取り改善を分かりやすく説明。片耳が聞こえない方の聞こえ対策を紹介する補聴器専門店ブログ用ビジュアル。わかば補聴器センター帯広店 函館本店でお試し出来ます。

「片方の耳だけ聞こえにくい」
そんな状態が続く場合、それは 一側性難聴(片耳難聴) かもしれません。
一側性難聴は、両側性難聴とは違い、聞こえる耳があるため日常会話で支障を感じにくいことがありますが、静かな場所では問題がなくても、雑音下や複数人の会話では聞き取りにくさが強く出ることが知られています。

一側性難聴では、音源がどちらから来ているのか分かりにくい(方向感が取りにくい)騒音下で言葉が聞き取りにくいといった不自由さがあり、生活の質(QOL)に影響する場合があります。


🎧 片耳難聴に働く「クロスシステム」とは?

そんな一側性難聴の方に向けた補聴器として クロスシステム(CROS) があります。
CROSとは、聞こえにくい耳側に送信機(クロス)を装着し、そこから音声を反対側の聞こえる耳の補聴器へワイヤレスで送信する仕組みです。
これにより、聞きにくい側の音も聞こえる耳で捉えられるようになるため、会話や環境音がより自然に耳に届きやすくなります。

クロスシステムは、聴力検査で片耳が全く聞こえない、または補聴器で十分な補聴効果が得られないようなケースで検討されます。


📡 フォナック「CROS システム」

世界的な補聴器メーカー Phonak(フォナック) からは、一側性難聴向けのシステムとして CROS システムが提供されています。
Phonak CROS I (フォナック クロス アイ)は、聞こえない耳側の音を両耳間通信で聞こえる耳側へ無線送信し、明瞭な会話の聞き取りを目指す補聴器システムです。

主な特徴は次の通りです:

  • 聞こえない耳側の音を、聞こえる耳へ送信
  • フル充電式で最大16時間使えるバッテリー持続
  • Bluetooth機器との接続が可能なモデルもあり、利便性が高い

CROS I は、聞こえる側の耳の補聴器に接続して機能する仕組みのため、単独で完結する従来型の補聴器とは異なる使い方になります。音源が左右どちらから来ても、聞き取りやすくするサポートとして役立ちます。


🧩 どんな方に向いている?

✔ 片耳だけが極端に聞こえにくい
✔ 従来の補聴器で改善が得られにくい
✔ 複数での会話や、雑音下での会話がつらい
✔ 日常生活で安心して会話を楽しみたい

こうした方には、CROSシステムが助けになる可能性があります。


💡 最後に

一側性難聴は「片耳だけだから大丈夫」と考えがちですが、生活場面によっては大きな不便を感じることがあります。
わかば補聴器センター 帯広店・函館店では、聴力状態を確認した上で、CROSシステムなど最適な補聴器をご提案しています。
「聞こえに違和感がある」「片耳だけ聞き取りにくい」と感じたら、ぜひ一度ご相談ください。